v2.8
読み 万葉よみ:うめ、 
現代よみ:うめ、むめ
梅(うめ)
ふりがな はるされば まづさくくやどの うめのはな 
ひとりみつつや はるひくらさむ 
山上憶良
意味 春が来るとまっ先に咲くこの家の梅の花。
(その花を)ひとり見ながら、春の長い一日を暮らすことであろうか。
『万葉集』では桜よりも数多く詠まれ、後の桜同様、「花」といえばふつう梅を指した。
  万葉集には119首の歌が詠まれていて、「ハギ」について多い。万葉集のウメを詠んだ歌はすべて短歌である。
樹木解説 バラ科。落葉小高木。散孔材。高さ10m、直径60cmになる。
比重は0.81前後で重い。中国原産。わが国では各地で古くから植栽されている。
また、九州では野生化している。心材は紅褐色。辺材は黄褐色。
肌目は緻密で、磨くと光沢が出る。比較的強い材。切削・加工は困難。表面仕上は中。
銘木としては、床柱、壁止めなどに使用される。皮肌を生かして丸太として珍重される。
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出展 巻5-818
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